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Hans J. Wegner

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Hans J. Wegner / デイベッド.GE7 teak 籐張りタイプ / GETAMA

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デザイナー

Hans J. Wegner

製造元

GETAMA

素材

チーク、籐、ファブリック

サイズ

W1960×D860×H780×SH430(mm)

ハンス・J・ウェグナーが1950年代に設計し、GETAMA社が製造したデイベッド「GE-7」は、ソファとベッドを兼ねる家具として設計されたモデルです。椅子の印象が強いウェグナーのデザインの中ではやや異色の存在ですが、居住空間での使われ方を前提に考え抜かれた構造を持っています。

1950年代のデンマークでは、集合住宅や学生寮など限られた居住空間が一般的でした。そのような環境の中で、日中は座るための家具として、夜は寝るための家具として機能するデイベッドという形式が多く用いられるようになります。GE-7も、そうした時代背景の中で設計された家具のひとつです。

製造を担ったGETAMA社は、マットレス製造をルーツに持つメーカーです。そのためGE-7では、マットレスを独立した構成要素としてフレームに載せる構造が採用されています。背もたれを持ち上げると自然に収納が現れる構造になっており、複雑な仕掛けに頼らない設計が特徴です。

チーク材フレームと籐張り背もたれを備えた仕様は、GE-7の初期に見られる特徴的なタイプです。丸脚のテーパードレッグと籐の透過性により、大型の家具でありながら空間に圧迫感を与えにくい佇まいとなっています。チークの落ち着いた色合いと籐の軽やかな表情の組み合わせも、このモデルならではの魅力です。

GE-7は、ソファ、ベッド、収納という複数の役割を一台で担いながら、生活空間に自然に溶け込む家具です。装飾性よりも使い勝手と構造の合理性を重視した設計には、ウェグナーの思想が明確に表れています。実物に触れることで、その設計の意図と完成度をより具体的に感じていただけると思います。

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