
Poul Hundevad / スツール / Hundevad & Co
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デザイナー | |
|---|---|
製造元 | Hundevad & Co |
素材 | マホガニー、レザー |
サイズ | W460×D400×H360×SH(mm) |
20世紀のデンマーク・モダンを語るとき、ポール・ハンデバッドは決して派手な存在ではありません。ですが、彼の家具には「使うこと」を起点に考え抜かれた、確かな説得力があります。指物師としての経験を持ち、デザインと製造の両方を理解していたことが、実直で無理のない家具づくりにつながっています。
ハンデバッドの代表作として知られるのが、1960年代に発表されたこの「Guldhøj(グルドホイ)」スツールです。このスツールは、古代のデンマークで実際に使われていた折りたたみ椅子をもとにしています。古代の遺物をそのまま再現するのではなく、現代の生活に合う強度や使いやすさを与えた点が、このデザインの大きな特徴です。
Guldhøjスツールは見た目こそ簡素ですが、脚部にはわずかな曲線が与えられ、折りたたんだときにも無理が生じないよう工夫されています。座面のレザーは体重を自然に受け止め、補助椅子として十分な快適性を備えています。装飾に頼らず、構造そのものによって成立している点に、ハンデバッドらしさがよく表れています。
こうした家具を支えていたのが、Hundevad & Coという工房兼メーカーです。ここでは、Guldhøjスツールだけでなく、収納家具やシステム家具も数多く製造されました。どの製品にも共通しているのは、素材の良さを活かし、長く使うことを前提とした設計です。
ポール・ハンデバッドの家具は、空間の主役になるタイプではありません。しかし、暮らしの中で静かに役割をポール・ハンデバッドの家具は、強い自己主張をするものではありません。けれども、日々の生活の中で自然に使われ、気がつけば欠かせない存在になっていきます。実用性と誠実なつくりが積み重なったその佇まいは、デンマーク家具が大切にしてきた「長く使うためのデザイン」という価値を、静かに伝えてくれます。
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